ガタイいい系女子のヒール問題
逆サバを読んで自称158センチ。これは私のプロフィール。
実際のところ161センチくらいあるんじゃないだろうか。息を止めてヒュっと小さくなる術を身に着けているので、身体測定においても正確な数値が分からない・・・
母は155センチ、姉は148センチ、父は173センチというごくごく一般的な家庭に生まれた私。
小さいころから冷蔵庫の中に入っている牛乳を飲み漁っていたからだろうか、すくすく成長し骨太にもなりました。おかげさまで骨折知らず。イエーイ。
↑によりますと、20代女性の平均身長は157.9センチ。
自分が思っているよりも高い数値でビックリした。あれ?周りの子もっと小さい子が多くないか・・・?
平均身長よりも若干身長が高いこと+骨太ゆえガタイが良すぎること=非常にヒールが履きづらい。
10センチもあるヒールを履いたら、なんだか塗り壁のような生き物になってしまう。
威圧感がスゴイのだ。
IDカフェの前に立っているセキュリティみたいな彼氏がいれば様になるかもしれないけれど、生憎旦那は生粋の日本人しかも比較的小さめである。
同じような悩みを抱えている子、多いんじゃないだろうか。
太っているわけじゃないけどガタイがいい。ゆえに高いヒールの靴を履くと
細身のスタイルのいい女性
ではなく
デカい女
になってしまう。
デカい女の悲しみはスゴイ。どんなに可愛い服を着て化粧をしても、「どことなくカマっぽい」の一言で片づけられてしまうのだ。これは悲劇だ。
きっと年を取れば身体がボロボロになる。そんな時このしっかりしすぎている骨格と骨の太さに感謝することであろう。
しかし、それは今じゃない。今全然いらない機能なのだ。
ダイエットすればあばら骨が浮き出る。しかし顏はデカいので誰も痩せたことにすら気づかない。
書いていて悲しくなるけど、50年後骨粗しょう症で苦しむ元細身ギャル達を横で優雅に見ていられると思えば少しは気も収まる。
だいぶズレたけど、本題。
ヒールは七五三の法則ってのがあるらしい。
3センチのヒールは歩きやすさが抜群。女性だけじゃなくて男性が履いても問題なし。もはやヒールではないのかもしれない。
しかし、どうしても可愛くない。これならペタンコでもいいじゃないかと思ってしまう。
5センチのヒールはビジネスやフォーマルにももってこい。
毎日歩いても疲れないし、案外安定感もあるそうな。
しかし、もう少しパンチが欲しいと思ってしまうのが私の悪いクセだ。
7センチのヒールは女性の足を最もエレガントに見せてくれるらしい。
実物を見ると低く感じるけど、案外これくらいが1番ちょうどいいのかも!という高さ。意識はしてなかったけど、7センチほどの高さのヒールが手元には多くある。
しかし、派手好き華美好きの私は、知らず知らずのうちに高いヒールの靴ばかりを見てしまっている。
だって高い靴って可愛いもん。鋭利で殺傷能力抜群みたいなピンヒールが可愛いんだもん。
このヒール問題から学ぶことは、
似合う(自己満足ではない、他人からの評価)と
可愛い(他人からの評価ではない、自己満足)と
実用性(使うことに何かの不自由がないか)
は全て違う方向を向いているということ。
この中のどれか2つをチョイスすれば、きっと何事も理想のモノに巡り合える気がします。うーん、私は似合うと可愛いを取りたいな・・・
マメができても外反母趾になっても、可愛い靴を履きたいという心理。可愛いと言われたい心理。
ああ、せめて私の体型が普通だったら、この気持ちが昇華できたのに!